須走から始める宝永山

2024年10月に富士山須走口5合目から富士山中腹にある宝永山まで登ってきたので、富士山関連記事のおまけとして記事にしてみました。道中にはグランドワゴニア廃車体や鉄のわらじ等の見所もあったので併せて紹介したいと思います。富士山関係の注意事項などはこちらをご覧ください

概要

  • 活動日: 2024年10月14日
  • 歩行距離: 14.9km
  • 獲得標高: 🔺1115m 🔻1124m
  • 出発: 09:30 須走口五合目
  • 到着: 17:14 須走口五合目
  • 合計時間: 7時間44分
  • 休憩時間: 1時間48分
  • ヤマップ活動記録https://yamap.com/activities/35199246

記録

須走口五合目 ▶︎ グランドワゴニア廃車体

御殿場でレンタカーを借り、富士山須走口五合目にやってきました。いい天気です。

須走口五合目の駐車場には富士登山オフシーズンにも関わらずたくさんの車が停まっていました。

装備を整えていざスタート。今回は須走口から御殿場口へトラバースしてから宝永山を目指します。途中、須走まぼろしの滝まではハイキングコースとして案内が整備されています。

しばらくは背丈の低い樹林帯の中を進みます。なかなかの急坂です。

開けてきました。木の枝がほぼ一方向に伸びています。強い風雨にさらされ続けてこのようになったのでしょう。

樹林帯を抜け、右手方向に富士山の山体が姿を現しました。

南東方向には東富士演習場が広がっています。

北東方向には山中湖が見えました。

山頂方面。今年 (2024年) は冠雪がとても遅く、まだ雪が見えません。結局初冠雪はこの日から1ヶ月近く後の11月7日に観測されました。

まぼろしの滝と言われるあたりに到着しました。例年4月下旬から6月上旬ごろ雪解け水が川になってこの谷間を流れていき滝ができるそうです。

ハイキングコースはここまでですが、多くのハイカーが谷間を通り抜けていきました。私達も後に続きます。

麓方向を見ると、このあたりが崖になっています。これが滝ができる場所でしょうか。

まぼろしの滝から山頂方向を眺めたところ。水が流れている風景も見てみたいものです。

まぼろしの滝を超えた後も引き続きトラバースしていきます。ハイカー達が歩いた跡がたくさん残っているので、これをトレースしていきます。

足跡はところどころ分岐したり合流したりしています。GPS とダブルチェックしながら歩を進めます。

スカッと晴れた山頂方向。

時折山肌がでこぼこした箇所を通り過ぎます。

御殿場市が一望できます。

遠くに廃車体が見えてきました。

なかなかの傾斜地に廃車体が残されているのがわかります。

廃車体に到着。ジープの1989年式グランドワゴニアです。ロケーションと相まってなかなかフォトジェニックな佇まい。たくさんのハイカーが思い思いの構図でカメラを構えていました。

ここは標高 2100m ほど。よくここまで上ってきたものです。山頂を目指していたのでしょうか。

窓ガラスは完全に無くなっています。富士山の厳しい自然に晒され続けてきたことがわかります。

正面の様子。タイヤもホイールごと無くなっています。

左ハンドルのアメ車です。ドアが完全に無くなっていて運転席がよく見えます。去年 (2023年) 末に林野庁が撤去予告の張り紙を貼ったそうですが、訪問時にはなくなっていました。真相は不明です。

一通り眺めたあと、御殿場口を目指して再出発しました。

グランドワゴニア廃車体 ▶︎ 御殿場口二合八勺

ワゴニアを過ぎた後も足跡が残っているので、引き続きトレースしていきます。

御殿場ルートに合流しました。ここへは1年ちょっとぶりの再訪になります。ここから宝永山目指して本格的な登山開始です。

下山道の大砂走りが見えました。帰り道のお楽しみです。

御殿場口二合八勺 ▶︎ 半蔵坊

ざらざらのしんどい登山道を上っていきます。写真は振り返ったところ。右側に二ツ塚が写っています。

踏み込むと沈むので単純に登る以上の体力を消耗します。去年もとてもキツかったことを思い出しました。

ひたすらこのような風景が広がります。

半僧坊に到着しました。新六合目とも呼ばれています。去年富士登山でお邪魔した際はここで肉まんを買って食べましたが、今はオフシーズンなので営業はしていません。

御殿場駅のコンビニで買ったうなぎ味ポテチがパンパンになっていました。ここは標高 2595m で、だいぶ気圧が低くなっていることがわかります。

ポテチを食べながら眺めの休憩を取り、六合目を目指してリスタートです。

半蔵坊 ▶︎ 御殿場口六合目

宝永山方面は曇ってきたようです。富士山の天気は変わりやすいですね。

富士山の山頂には登りませんが、だいぶ近づいてきた感じがします。

山麓方向が雲海に包まれました。

宝永山方面へのトラバース (通称プリンスルート) との分岐に到着しました。が、ここでちょっと寄り道。

去年は登るのに必死で近くまで寄る気力がなかった「鉄のわらじ」に行ってみました。本当に鉄製のわらじがありました。サイズはちょうど自分の足がすっぽりはいるぐらいでした。

「奉納 横濱市野毛坂 荒物商 齋藤廣吉 大正元年八月吉日」と彫られているようです。100年以上この地で登山客を見守ってきたことになります。

ここで御殿場ルートを離れ、宝永山方面に向かいます。

宝永山方面は雲に覆われてまったく見えなくなってしまいました。不安を抱えつつとりあえず向かいます。

御殿場口六合目 ▶︎ 宝永山

ガスっているものの視界はちゃんとありました。去年の1回目の登山の下山途中に寄ったときよりはだいぶましなコンディションです。

宝永山馬の背に到着しました。下山するときはここから御殿場口下山道へショートカットできそうです。

宝永山に到着しました。少し歪んだオブジェも健在です。

標高 2693m と刻まれています。

しばらく休憩していたら一瞬だけ富士山頂方面の雲が晴れたのでパシャリ。それでは下山開始です。

宝永山 ▶︎ 御殿場口二合八勺

馬の背からショートカットルートで御殿場口下山道へと下っていきます。

御殿場口下山道に合流しました。通称「大砂走り」です。

ドドドドド・・・ふかふかの大砂走りを走ったり歩いたりを切り替えながら一思いに下っていきます。

大砂走りを振り返ったところ。結構な勾配を下っていきます。

あっという間に須走口方面へのトラバースとの分岐点に到着しました。

御殿場口二合八勺 ▶︎ グランドワゴニア廃車体

来たとき同様に足跡を辿って進んでいきます。

ワゴニアまで戻ってきました。

正面からもう一枚。

グランドワゴニア廃車体 ▶︎ 須走口五合目

まぼろしの滝も通過し、まもなく須走口五合目です。

須走口五合目に戻ってきました。シーズンオフなのでインフォメーションセンターは閉まっています。

商店が並んでいるエリアは一部店舗が売店の営業を行っていました。

この奥に小富士があるとのことで寄ってみることにしました。

須走口五合目 ▶︎ 小富士

須走口の登山道は左手ですが、小富士に至るハイキングコースは右手になります。

日没が近いので、念の為ちょっと急ぎ目で散策することにしました。

三合目の狩休から伸びる登山道との合流地点を通り過ぎます。

石が盛られた塚に到着しました。

奥にもう一つあるようです。

石が積まれた頂上に石祠が鎮座していました。

色々なサイズの石が積み上げられています。

手前に小富士、奥に富士山頂の図。

小富士からの眺めもいい感じです。

五合目の駐車場に戻ってきました。これにて活動終了。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

目次一合目から始める富士山 (目次)